140字SS 011~015

011 手を繋ぐ

長い電車通学に疲れたのか肩で寝始めた僕の愛しい人
僕の想いなんてきっと知らずに柔らかな寝顔を晒している
起きないかな? なんて調子にのって彼の僕より小さな手に掌を重ねた
この想いを伝えても、君は隣に居てくれるだろうか




012 呼吸

叫べなかった「愛してる」を飲み込み続けて死んでいった




013 スキキライ

恋人の好きな食べ物が自分は食べられないほど苦手で、でも一緒に食べられたら楽しいだろうなと頑張って挑戦するもやっぱり舌に合わなくてグロッキーするほのぼのカップル




014 装飾品

「彼がくれた華奢なネックレスは、私を縛る大きな首輪だった」




015 倫理

人間は「善い」と「悪い」という尺度を見出だした
これを倫理と呼ぶ
果たしてそれは「善い」ものなのか「悪い」ものなのか
非常に面白いお話




ランキング参加中です
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(純愛)へ


更新通知をLINEで受け取る